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極右候補が大統領に、ブラジルにトランプ

国際

任期満了に伴うブラジル大統領選の決選投票が28日実施され、即日開票の結果、過激な言動で「ブラジルのトランプ氏(米大統領)」とも呼ばれるジャイル・ボルソナロ下院議員が初当選を確実にした。任期は2019年1月1日から4年間。元軍人のボルソナロ氏の勝因の一つは、汚職や治安悪化への対策だ。過去の軍政は秩序と治安を保つうえで一定の役割を果たしたと指摘。犯罪や汚職には厳罰で臨む考えを鮮明にした。

ボルソナロ氏は、女性は生産性が低い、同性愛者は受け入れられないなど、差別発言も多く、人権を軽視する姿勢に批判も多いが、財政再建と治安維持を国民が託した今回の決選投票の結果だと言える。果たして保護主義が財政再建に資するのか、世界的な右よりの動きに今後も注目である。