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イタリア震源、欧州市場が動揺

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イタリアの反EU、国家主義政党がやり直し総選挙を事実上のユーロ残留・離脱を問う国民投票にしようとしていることをキッカケにイタリア資産は29日の市場でクラスを問わず下落。10年物国債のドイツ債に対する上乗せ利回りは約5年ぶりの幅に広がった。このイタリアの混迷に、ラホイ首相の不信任投票を控えたスペインで波乱が予想されることも加わり、ポルトガルやギリシャなどユーロ圏の周辺国国債にも売りが及んだ。ギリシャの10年債利回りは5%に近づき、8月に予定される救済プログラム脱却にも黄信号が点灯した。

ユーロは一時、ドルに対して10カ月ぶり安値の1ユーロ=1.151ドルに落ち込んだが、レアルマドリーの3連覇で幕を閉じたUEFAチャンピオンズリーグが終っても欧州から目が離せないようである。